1982年創立以来、環境教育団体として森林空間を利用した各種キャンプやエコツアー等を実施。その後、地元地域のニーズに応じて森林整備や竹林伐採などの具体的に森林・林業に関わる事業も実践しながら、企業との連携、行政からの受託事業などを通じてノウハウを蓄積し、それをもとにスキルや情報提供等の中間支援的な活動も行っている、いわゆる“Doタンク”であるところが本会の特色である。
企業との森づくり連携事例としては、2005年度より労働金庫連合会より寄付を受け、「ろうきん森の学校」プロジェクトに参画している。また2006年度からは住友林業株式会社と富士山「まなびの森」環境学習支援プロジェクトを現在も続けており、その他にも日本ブラスト株式会社や株式会社エンチョーと「未来の森サポーター制度」として協定を結び、森づくり活動を行っている。企業単体ではなく複数の企業との森づくり活動も行っており、特に富士山南陵工業団地に進出した11社の企業とは、工業団地周辺緑地での森づくり活動を行う「富士山南陵の森フォレストセイバー」を実施し、2022年度にはこれまでの活動の功績が認められ「第49回環境賞・環境大臣賞」を受賞した。
一方行政とは、森林内で環境学習プログラムを実践できる人材育成のため、静岡県から「森林環境教育指導員養成講座(2019年度~)」や、神奈川県小田原市から「小田原市森のせんせい養成講座(2019年度~」等を受託。静岡県が進めている森の力再生事業を普及啓発するための「森の力魅力発信業務」の企画運営や、「森林山村多面的機能交付金」の現地指導等にスタッフを派遣している。
主催行事として、地元地域の竹林伐採作業等を体験しながら生物多様性保全を学ぶ「里山つなぎ隊」を開催。
2020年7月からは、岐阜県美濃市にオープンした森林総合教育センター(Morinos)にスタッフを常駐させており、2021年度には、林野庁補助事業「森林サービス産業」モデル地域の指定を受け、企業の健康経営をテーマとした「富士山ヘルスツーリズム」の企画運営をサポートした。
マッチング機能
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連絡先
協力・連携組織
株式会社ホールアース
農業生産法人 株式会社ホールアース農場
NPO法人猪之頭振興協議会